血圧値の測定方法と標準値とは?

日頃から血圧を測定し、それを把握しておくことは非常に意味のあることです。
その理由としてまず、高血圧の場合、初期の段階での自覚症状がほとんどないことを挙げることができます。
そのため、気がついた時にはかなり症状が進行していた、また糖尿病や腎症なども併発していたと言う場合も少なくありません。
しかし血圧を測定し続けていればその変化に気がつくことができますから、速やかに治療を開始することが可能となります。
また血管性の疾患発症の予防にもつながると言うのも、理由です。
たとえばくも膜下出血発症前においては、それまで安定していた血圧の値が、急に乱高下の繰り返しを見せるようになったと言うことが少なくありません。
血管性疾患は発症から治療を受けるまでの時間が、救命率を大きく左右します。
ですから、血圧を測定しておくことは大切と言うことができます。
ただし正しい測定方法を守らなければ、正しい数値を知ることはできませんし、標準値を知っておかなければ、その値が高いのか低いのかを判断することは難しいです。
日本高血圧学会では、まず測定する部位は上腕を推奨しています。
そして朝であれば起床後1時間以内、排尿後でかつ、服薬、朝食前の安静時、座位姿勢保持後1~2分後に計測することを求めています。
夜であれば起床前の安静時、やはり座位保持後1~2分後に計測することが正しいとしています。
血圧は、ありとあらゆる状況によって細やかに変動するものです。
ですからなるべく、毎日の決まった時間に計測することが望ましいです。
そして標準値についてですが、これは年齢や健康状態、また計測する場所によっても異なります。
しかしごく一般的な成人が、家庭で計測した場合は、上が135mmHg、下が85mmHg未満が標準値とされています。
上が140mmHg以上、下が90mmHg以上の数値が続く場合は、高血圧が疑われるため、早めに医療機関に相談して下さい。

血圧がもたらす主な病気

血圧は、高ければ様々な病気を引き起こす原因となりかねない病気のため低い方が良いと言われますが、実は正常値より低い場合も別の症状を引き起こす病気なのです。
血圧は心臓が全身に血液を送るときに血管にかかる負担のことです。
その負担が高すぎる場合を高血圧、低すぎる場合を低血圧と呼びます。
高血圧では動脈硬化を引き起こします。
血管にかかる負担が大きくなるため、その負担に耐えるために血管は固くなり弾力を失い、血管が狭くなっていきます。
血管が狭くなった結果血流が悪くなり、狭い血管を流れる血液の圧力が増していくという悪循環が起こります。
血管が狭くなることで心筋梗塞や心不全などの心疾患、脳梗塞や脳卒中などの脳疾患、腎不全や腎硬化症などの腎疾患を引き起こす可能性が高くなります。
心疾患と脳疾患は、日本人の死因の二位と三位となっています。
長い間症状が出ないケースが多いため軽く考えられがちですが、高血圧は見逃すことのできないものです。
また、糖尿病の発症率も、2倍以上になるというデータもあります。
低血圧の場合は大きな疾患を引き起こすことはなく、すぐに命を脅かすものではないため病気としてクローズアップされることはあまりありません。
しかし、倦怠感が続いたり眩暈や立ちくらみ、頭痛や耳鳴り、不眠などの不快な症状が出てきます。
原因がはっきりとしないことが多いのも特徴です。
高血圧の場合とは逆に、がんや白血病、腸閉塞などの大きな病気が起きた結果として症状が現れることもあります。
どちらの場合も、受診して医師の指示を仰ぎながら、食生活や運動習慣などの日常生活全般を見直す必要があります。
正常値に戻すことにより、病気のリスクを減らしたり、日常生活の不快な症状を改善することが可能です。

血圧と健康な体づくりに生活習慣を整えましょう

健康は、勿論、体質的なものや遺伝的なものもありますが、生活習慣によって大きく左右されるものと言うことができます。
体にとって良くない生活習慣を続けている人は、そうでない人に比べると健康に悪い面での影響が出やすくなります。
たとえば血圧ひとつとって見ても、生活習慣においてそれを上昇させる要因と言うのは明らかにされています。
そしてその中には、実際に因果関係がはっきりしているものもあります。
ですから、生活習慣の中のその要因を取り除くことは血圧を安定させるため、ひいては健康な体作りのためには欠かせないことと言えます。
生活習慣の中で、血圧だけではなく健康に対して最も悪い面での影響が大きいと言われているのが喫煙習慣です。
煙草を吸うことによる精神的な満足感を得られると言うこと以外、残念ながらこれには百害あって一利なしと言うことが明らかになっています。
また本人だけではなく、周囲にいる人に対してもそのダメージは及びます。
健康な体を、そして周囲の人の健康を思うのであれば、今すぐ喫煙習慣は絶つべきです。
またストレスも、血圧や健康に対して良くないものとされています。
心地よい緊張感を伴ったストレスはむしろ体にとって良いものとされているのですが、気分を苛々させるようなストレス、気力を奪うようなストレスは避けるべきです。
ストレスを感じ、かっとなって頭に血がのぼるような思いをされた経験がある場合、知らず知らずの内に血圧が急上昇している恐れもあるため危険です。
そして食事も健康を左右する大きな要素です。
塩分や脂質、糖質が過剰な食事ばかり続けていると、高血圧や肥満、また糖尿病などのリスクは高くなりがちです。
栄養バランスに気を配り、全ての食材をまんべんなく食べることが重要です。
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