お茶を血圧の食事療法に取り入れる

現在、メタボリックシンドロームという言葉が一般的になってきました。これらは生活習慣病の合併のことを意味していて、具体的には糖尿病、高血圧、脂質異常症などのことをさします。中でも高血圧は罹患者が4000万人とも言われ、最も身近な疾患の一つであると言えます。これらのメタボリックシンドロームは、会社の健康診断で行う血液検査などで異常が発見され、病院の受診があり治療が開始される、ということも多くありますが、その治療を行っていく上で重要なものに食事療法や運動療法といったものがあります。もちろんこれらの疾患を治療するための治療薬も多く開発されていて非常にたくさんの量が使われています。日本の医療の中心はなんといってもやはり薬物療法であり、どうしても下がらない血圧をしっかりと下げるためには薬の活用が必須です。薬物療法だけでも不十分となりますし、またその逆も然りであると言えるでしょう。その判断には、個々の状況に応じた判断力が要求されます。そしてその食事療法と運動療法ですが、まず食事療法で最も有名なのは減塩です。保存食の文化が根強い日本は、他国に比べて塩分の摂取量が平均して多いという特徴があり、ある意味「塩味に慣れてしまっている」という言い方もできます。状態によっては1日6g未満の摂取制限を行うこともありますが、通常の生活をした上で1日6g未満を達成するのは、かなり困難であると言っていいでしょう。食事療法の中で水分摂取が推奨されることもありますが、こういった時に役に立つのがお茶です。水だとそれほど量が取れないという場合もお茶だったら取れるという方も多いです。ただしお茶には薬との飲み合わせに注意が必要な場合もありますので、薬を飲んでいる方はまず薬剤師に相談してみましょう。